🐈 毛玉・毛づや・皮膚の悩み

猫が毛玉をよく吐くのが心配…フードの見直しと毎日のケアでできること

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猫が毛玉をよく吐くのが心配…フードの見直しと毎日のケアでできること

夜中に「ケッ、ケッ」という音で目が覚めて、朝リビングの床に筒状の毛玉が落ちている。春や秋になると、それが週に何度も続く。吐いたあとはケロッとしてごはんを食べていても、「こんなに吐いて大丈夫なのかな」「フードが合っていないのかな」と気になりますよね。

この記事では、猫が毛玉を吐く理由を体質・年齢・食事の面から整理し、家庭でできるケアとフードを見直すときのポイントをまとめました。病院へ行く目安も書いていますので、まずはそこから確かめてみてください。

猫が毛玉を吐くのはなぜ?体質・年齢・食事から考える

グルーミングで飲み込んだ毛が胃にたまる

猫の舌の表面には、後ろ向きの細かいトゲがあります。毛づくろいのたびに抜け毛が舌に絡み、そのまま飲み込まれます。飲み込んだ毛の多くは便と一緒に出ますが、胃の中でまとまったものは吐き出されます。毛玉を吐くこと自体は、きれい好きな猫の体の仕組みから起こるものです。

毛の長さや換毛期で量が変わる

長毛種や毛の密度が高い猫は、飲み込む毛の量が多くなりがちです。春と秋の換毛期は抜け毛が一気に増えるので、毛玉を吐く回数が増えても不思議ではありません。短毛種でも、換毛期には同じことが起こります。

年齢や生活の変化も関係する

若い猫は毛づくろいの時間が長いことが多く、シニアになると体の動きがゆっくりになるなど、年齢によって毛玉との付き合い方も変わります。退屈やストレスで毛づくろいが増える猫もいます。

食べ方や食事内容が影響することも

早食い・ドカ食いをした直後の吐き戻しは、毛玉ではなくフードそのものが出てくることがあります。また、急なフードの切り替えでお腹の調子が乱れることもあります。「毛が混じっているか」「食べてからどのくらいで吐いたか」を見ておくと、原因を考える手がかりになります。

こんなときは早めに動物病院・獣医師に相談を

  • 何度もえずくのに、毛玉もフードも出てこない
  • 吐く回数が急に増えた、1日に何度も吐く
  • 食欲がない、元気がない、便が出ていない
  • 体重が減ってきた
  • 吐いたものに血が混じる、毛が混じらない嘔吐が続く
  • 子猫やシニア猫で吐くことが続いている

毛玉が胃腸にたまって詰まったり、毛玉以外の病気が隠れていたりすることもあり、見た目だけでは区別できません。食べない・出ない状態は特に急いで受診してください。吐いたものの写真を撮っておくと、診察で説明しやすくなります。

家庭でできる毛玉ケア

ブラッシングで飲み込む毛を減らす

いちばん取り組みやすいのはブラッシングです。抜け毛を先に取ってしまえば、そのぶん飲み込む毛が減ります。換毛期はできれば毎日、短い時間でも続けるのがコツです。嫌がる猫は、ごほうびのタイミングに合わせて数回なでる程度から始めると慣れやすくなります。

食事の回数を分け、早食いを防ぐ

1日の量は変えずに回数を分けたり、早食い防止の食器を使ったりすると、食後すぐの吐き戻しが落ち着くことがあります。食器の高さを変えるだけで食べやすくなる猫もいます。くわしくはシニア猫の食器は高さで変わる?吐き戻しが気になる老猫向けフードボウルと選び方もご覧ください。

水を飲みやすい環境をつくる

水飲み場を複数置く、器を清潔に保つなど、水を飲みやすくしておくことも毎日の体調管理の基本です。

遊びの時間で過剰な毛づくろいを減らす

退屈から毛づくろいが増えている場合は、短い遊びの時間を1日に何度かつくるのもひとつの方法です。

フードを見直すときのポイント

  • 主食は総合栄養食を選ぶ:毎日の主食は、水と一緒に与えるだけで必要な栄養がとれる総合栄養食が基本です。総合栄養食キャットフードとは?意味と選び方を徹底解説でくわしくまとめています。
  • 原材料がわかりやすいものを選ぶ:主原料が何か、何%入っているかが書かれていると、体に合うかを見極めやすくなります。
  • 体重を管理しやすいものを選ぶ:体重が増えると毛づくろいの姿勢がとりにくくなる猫もいます。気になる場合はカロリーにも目を向けましょう。
  • 切り替えは少しずつ:今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、1〜2週間ほどかけて割合を増やすと、お腹への負担を抑えやすくなります。

なお、毛玉ケアをうたうフードは食物繊維で毛の排出を助ける設計のものが一般的です。今回紹介するフードは、公式データ上は毛玉ケアを特長として掲げているわけではありません。主原料や配合がはっきりしている主食として、ケアの土台を整える候補として選んでいます。毛玉の悩みが強い場合は、獣医師に相談しながら選ぶと安心です。

毛玉を吐く猫の主食候補に。原材料がはっきりしたおすすめフード

魚が好きな猫には白身魚メインのモグニャン、お肉派の猫にはチキン主体のカナガンキャットなど、愛猫の好みに合わせて選べるよう、主原料の違う6つを公式データをもとに紹介します。

サービス主原料内容量通常価格定期価格メーカー特徴
モグニャン白身魚65%(グレインフリー)1.5kg5,852円(税込)定期コースありレティシアン香りと味わいを追求した白身魚たっぷりのキャットフード。食いつきに定評があり、はじめてのプレミアムフードにも人気
カナガンキャット乾燥チキン35.5%・チキン生肉25%(グレインフリー)1.5kg5,456円(税込)定期コースありレティシアン高タンパク・グレインフリーのキャットフード。チキンとサーモンから選べる。健康を第一に考えた設計
アランズナチュラル猫チキン&ターキー70%(グレインフリー・香料着色料不使用)1.5kg6,358円(税込)定期コースありレティシアン自然素材にこだわったナチュラルなキャットフード。無添加志向・シンプルな原材料を求める飼い主に
エッセンシャル肉類(チキン生肉・乾燥チキン・鴨肉ほか)+魚類(生サーモン・生マス)※ジャガーの場合1.5kg5,852円(税込・ジャガー)〜6,358円(パンサー)—レティシアン“最上の人生を彩る一皿”を届けるラグジュアリーペットフードブランド。
ブラバンソンヌチキン(単一タンパク・ベルギー産。合成添加物不使用)500g / 1.0kg / 2.5kg2,200円(500g)/3,190円(1kg)/5,830円(2.5kg)※成猫用チキン・税込—Suga Japan消化器ケアで健康寿命をのばすベルギー産プレミアムペットフード。お腹の弱い猫・吐き戻しが気になる猫に
モグニャンライト生カツオ30%・乾燥マグロ23%(低カロリー)1.5kg(250g×6袋)6,358円(税込)定期コースありレティシアン健康と食いつきを叶える低カロリーキャットフード。避妊去勢後・太り気味・体重管理が気になる猫に

※内容は変更される場合があります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

1位:モグニャン|白身魚65%の魚メインレシピ

モグニャンは、主原料に白身魚を65%使ったグレインフリーのフードです。内容量は1.5kg、通常価格は5,852円(税込)で、定期コースもあります。

魚の風味が好きな猫の主食候補になります。フードを替えるタイミングで食べる量が落ちやすい猫は、好みに合う主原料かどうかを最初に考えると選びやすくなります。

2位:カナガンキャット|チキン主体のグレインフリー

カナガンキャットは、乾燥チキン35.5%とチキン生肉25%を使ったグレインフリーのフードです。内容量は1.5kg、通常価格は5,456円(税込)で、今回の6つのなかでは1.5kgあたりの通常価格がもっとも低くなっています。定期コースもあります。

チキンが好きな猫の毎日の主食として続けやすい価格帯です。

3位:アランズナチュラル猫|香料・着色料不使用のシンプル設計

アランズナチュラル猫は、チキンとターキーを70%使い、香料・着色料を使っていないグレインフリーのフードです。内容量は1.5kg、通常価格は6,358円(税込)で、定期コースもあります。

吐いたものの様子を観察しながらフードを見直したいとき、原材料の構成がシンプルなものは比べやすいという利点があります。

4位:エッセンシャル|肉と魚を組み合わせたレシピ

エッセンシャルは、ジャガーの場合、チキン生肉・乾燥チキン・鴨肉などの肉類に、生サーモン・生マスの魚類を組み合わせています。内容量は1.5kg、通常価格は5,852円(税込・ジャガー)〜6,358円(パンサー)です。

お肉も魚も好きで、どちらか一方だと飽きやすい猫の候補になります。

5位:ブラバンソンヌ|チキン単一タンパクで500gから試せる

ブラバンソンヌは、ベルギー産チキンを単一タンパクとして使い、合成添加物を使っていないフードです。成猫用チキンは500gが2,200円、1kgが3,190円、2.5kgが5,830円(いずれも税込)です。

タンパク源が1種類なので、フードを替えたときに体調の変化を見比べやすくなります。500gから選べるため、まず少量で合うか試したい場合にも向いています。

6位:モグニャンライト|低カロリーで体重が気になる猫に

モグニャンライトは、生カツオ30%と乾燥マグロ23%を使った低カロリーのフードです。内容量は1.5kg(250g×6袋)、通常価格は6,358円(税込)で、定期コースもあります。

体重が増えて毛づくろいの姿勢がつらそうな猫や、食べる量を管理したい猫の候補になります。250gずつ小分けになっているので、開封後の保管もしやすい形です。

まとめ:毛玉ケアは「毎日のケア」と「主食の見直し」の両方で

猫が毛玉を吐くのは、毛づくろいをする体の仕組みから起こることです。換毛期や毛の長さ、年齢、食べ方によって回数は変わります。まずはブラッシングで飲み込む毛を減らし、食事の回数や食器を工夫してみましょう。そのうえで、主原料がはっきりした総合栄養食を愛猫の好みや体重に合わせて選ぶのが、無理のない見直し方です。

どれにするか迷ったら、魚好きの猫はモグニャンから、少量で試したい場合はブラバンソンヌの500gから始めてみてください。

なお、どのフードにも毛玉を吐かなくなる保証はありません。吐く回数が増えた、食べない、出ないなど、いつもと違う様子があれば、フードで様子を見ずに動物病院・獣医師に相談してください。

よくある質問

Q. 毛玉を吐く回数は、どのくらいなら様子を見てよいですか?

A. 毛の長さや季節によって個体差が大きく、一概に「何回まで」とは言えません。普段の回数を把握しておき、急に増えた、何度もえずくのに出ない、食欲や元気がないといった変化があれば、動物病院・獣医師に相談してください。

Q. フードを替えれば毛玉を吐かなくなりますか?

A. フードを替えるだけで吐かなくなるとは限りません。飲み込む毛を減らすブラッシングや、早食いを防ぐ工夫と組み合わせることが大切です。毛玉の悩みが強い場合は、獣医師に相談しながらフードを選びましょう。

Q. フードはどのように切り替えればよいですか?

A. 今のフードに新しいフードを少量混ぜ、1〜2週間ほどかけて少しずつ割合を増やすのが一般的です。切り替え中に吐く回数が増えたり、便がゆるくなったりした場合は、ペースを落とすか獣医師に相談してください。

Q. 短毛種でも毛玉を吐くことはありますか?

A. あります。短毛種でも毛づくろいで毛を飲み込むため、換毛期などには毛玉を吐くことがあります。毛の長さに関係なく、抜け毛が多い時期はブラッシングの回数を増やすのがおすすめです。